「かみいた会」発足にあたって
城北学園少林寺拳法部 第二代目監督 鈴木秀孝(第2期)
合掌 令和3年3月現在、城北学園少林寺拳法部OBは318名(第1期~56期)です。
昭和40年6月、有段者2名・3級1名で少林寺拳法愛好会として発足し、少林寺拳法同好会と昇格し、昭和41年6月に山崎博通先生(当時:東京港道院道場長、元:学校法人禅林学園理事長、現在:大範士九段・(株)身体科学研究所代表取締役)を監督に迎えて全日本少林寺拳法連盟に正式加盟しました。その後、小野征之先生、佐藤勉先生、沼野文男先生、小林隆夫先生など歴代顧問のご尽力と故・近藤薫明学校長など歴代校長のご理解により、少林寺拳法部と昇格しました。
今年で愛好会発足から数えると56年目を迎えましたが、夏合宿、学園祭、大会などでのさまざまな思い出が浮かんできます。
夏合宿は、長野県戸隠神社、山梨県身延山、群馬県猿ヶ京温泉、長野県白馬村、長野県大町、千葉県房総(勝浦?)、新潟県越後中里、新潟県越後湯沢などで行いました。群馬県猿ヶ京温泉では地元の小学校体育館で稽古をしましたが、部員が教室を土足で上がったことから教室はもちろんのこと便所掃除を全部員で行ってお詫びをしました。
学園祭では、同好会昇格を果たした時期、さらに部員数を増やし、少林寺拳法を多くの人に知ってもらうため、教室でパネル展示会を、体育館で山崎博通監督と渋谷道院長:秋吉好美先生(現:多摩豊田道院長、大範士九段)をお招きし、部員と共に団体演武や組演武を行いました。
大会では、昭和51年9月5日、日本武道館で開催された第3回全日本高等学校少林寺拳法大会で初めて文部省後援、文部大臣賞が授与されました。この大会では演武採点の集計ミスがあったために城北学園と報徳学園で総合優勝・文部大臣賞を分けましたが、再集計したところ城北学園が総合優勝していました。それゆえ幻の総合優勝として語り継がれています。
現在、関東高等学校少林寺拳法連盟、東京都高等学校少林寺拳法連盟が各種大会などを主催していますが、東京都高等学校少林寺拳法連盟の前身である関東高等学校少林寺拳法連盟の初代委員長となったのが宇賀神俊美(第7期OB)です。開祖:宗道臣師家を本山に訪ねて連盟結成を報告したところ、開祖は「いつか誰かがやらなければならないことです」と褒めてくれました。このとき、開祖は持病の心臓病で休まれていたのですが、高校生が東京から報告に来てくれたと、病を押して約1時間ほど面会してくれました。
岩田修会長の2期上には開祖の孫である故・中野憲臣(第15期)がおり、父親は開祖から少林寺拳法を正しく継承している中野益臣先生で、私の憧れです。
このように城北学園少林寺拳法部は由緒ある歴史と伝統を持っており、OB各位には誇りに思って下さい。
「縁によって人と人が結ばれます。良き縁を多数持つことが人生のすべてです」とも言われます。少林寺拳法という縁で結ばれたOBの皆さんには、先輩、同輩、後輩との関係を大切にして豊かで楽しい人生を送って下さい。
今後ともOB各位には現役拳士への物心両面のご支援をよろしくお願いします。
結手
